2012年3月12日月曜日

スニーカーと足腰の問題について考えた


先日、遅ればせながらBORN TO RUN(クリストファー・マクドゥーガル著)を読んで、改めて、足と脚のこと、走ることについて考えさせられている今日この頃。
(あ、ちなみに、BORN TO RUNは、知的好奇心を刺激してくれるとても面白い本でした)

足/脚/腰を中心とした、自分の体の諸問題についてはいずれブログのネタにしようと思いつつも、あまりにとりとめがない広範なトピックでうまく書けない。色々な問題が全てつながっているようにも見えるけど、その見立てが果たして正しいのかどうかはよくわからない。そんなこともあって、宙ぶらりん。

今年に入ってから、インソール屋さん(って言うのかな?)に行って、カスタムインソールを作ってもらった。ついでに、足にぴったりのシューズも見繕ってもらった(それまで履いていたやつより1.5cmも小さいサイズが実は適正だった)。
そしたら、膝などに痛みが生じる気配もなく、気持ちよくどんどんジョギングできてしまって、…調子に乗って走り過ぎたことも原因の一つだと思うけど、翌日ギックリ腰になった。こちらを立てればあちらが立たない、とはよく言ったもので。
他にも関連トピックはいくらでもあるんだけれど、とりあえず閑話休題。

さて、冒頭のBORN TO RUNを読んだ後の僕の考えるところでは、スニーカーと足腰の問題の関係はおそらくこんなだろう。…次のような問題があり、答案が2つ提示されている。
問題オールドスクールな(ローテク)スニーカーを履いて踵でガツンと着地すると(人によっては)様々な関節を痛める。
答案1着地時の踵のねじれを抑制したり、衝撃を吸収したりするようなハイテクスニーカーを履くべし。しっかりフィットするインソールもあったほうがいい。
△:シューズの性能およびインソールのフィット具合に大きく依存。
△:臭いものにフタをしているだけなので、根本的な解決になっていない。
◎:お金で解決できる。
答案2大きな衝撃が発生しないフォームで走るべし
(裸足ランニング系のアプローチ)
△:フォームを正すのが(たぶん)難しい上に、継続的な練習で筋肉や腱を鍛えることが不可欠。
△:フォームと筋力の壁を乗り越えないと長距離を走ることはできないし、誰もがその壁を超えられるとは限らない。
◎:壁を乗り越えた先には、怪我のないランニングが待っている?!

こうして書いてみると、答案2はなんだかとても素晴らしくて夢に溢れているように見える。というか、僕の主観も交えて書いているので、僕は主観的にそう思っています、っていうだけなんだけど。

しかし、考えてみると、答案2における「壁」を乗り越えるのはおそらくとても大変だ。仕事と家庭のことで忙しくて、週に1度だけ1時間も走れれば御の字、という生活を送っている僕からするととてつもなく高い壁にも思える。会社で昼休みに毎日300段の階段登りをやっていても(いや本当は毎日はやってないけど)、それは走ることとはまた違うわけで。

ってことはやっぱ僕には答案2は無理か?

…と、一度は悲しい気持ちになったところで、いいことを思いついたのが昨日のこと。
そう、答案1を採用しつつ答案2も模索すればいいんだ。ハイテクスニーカーとカスタムインソールを着用しつつ、踵でガツンと着地しないようなフォームを目指せばいいじゃないか。で、足腰が(ゆっくりであっても)鍛えられてきたと実感できた頃に、シューズへの依存度を減らす方向に転向すればいいんじゃないか。と。

てなわけで、今日は、走り方をちょっと工夫して60分走ってきました。
走るって気持ちいい!

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