2012年2月28日火曜日

イタリア語で雌猫はなんていう?

…と、前から疑問に思っていたんだけど、今日たまたまそのことを思い出して、Google翻訳で調べてみた。

ちなみに、なんでそんな疑問を抱いたかというと、イタリア語辞書を引くと「猫=gatto」なんだけど、gattoって男性名詞なわけで、だったら雄猫はいいけど雌猫はどうなるんだ、と。

それで、調べた結果はというと…。

猫が寝ている。Cat sta dormendo.
雄猫が寝ている。Gatto dorme.
雌猫が寝ている。Gatta sta dormendo.
屋根の上で眠る雌猫を、塀の上を歩く雄猫が眺めていた。Gatto che cammina sulla recinzione era stata a guardare, una gatta a dormire sul tetto.
屋根の上で眠る雄猫を、塀の上を歩く雌猫が眺めていた。Gatta che cammina sulla recinzione stava cercando, il gatto maschio di dormire sul tetto.

まず、雌猫は語尾が変化してgattaになることがわかった。予想通り。

しかし、Google翻訳がどういうメカニズムで動いているのか、非常に興味深い。

ただの「猫」だと外来語(英語)の「Cat」に変換されるのは単なるバグだと思うけど、猫が雄か雌かで動詞の時制や前置詞といった文法要素が変わってたり、雄猫が「THE オスの猫(il gatto maschio)」みたいな違ったニュアンスになっていたりするのが面白い。もちろん、イタリア語の文法がそうなっているのではなくて、Google翻訳のエンジンがそういう判断をしているんだけど。

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