2012年8月14日火曜日

欲しい扇風機があった

いやー、毎日、暑い。けど、エアコンは好きじゃない(まあ、それなりに使うけど)。

というわけで、扇風機。僕と実家の家族は20年近く前に発売されたナショナルのF-C306K(2台のうちの1台は型番が微妙に違ったかも)という扇風機を、故障すれば修理に出したりしながら愛用してきた。



これが実に素晴らしい製品なんだけど、何が素晴らしいかというと
  1. 立体首振りができる(!)
  2. 「1/fゆらぎ」モードでの風力の強弱リズムがすごくなめらかかつアンビエント
  3. 「1/fゆらぎ」モードで弱めの風を送ると、音もなく、本当の自然の風のようだ
…というわけで、これが各部屋にふんだんにあれば(&置く場所があれば)エアコンなんてほとんど出番ないだろう、っていうぐらいの素敵モデル。

もうちょっと具体的に書くと、エアコンの設定温度が高いだの低いだのと意見の食い違いがある我が家においても、この扇風機の風が不快だなどと誰かが言ったことは未だかつてない。つまり、エアコンオフ、またはエアコンの温度を高めに設定しておいて、この扇風機の風が当たるところにいれば誰もが幸せという。

しかし、残念なことに、この製品はもう新品で手に入らない。そればかりでなく、重要な補修部品のストックも底をついてしまったらしい。一昨年の初夏に修理に出したときに、修理できるのは今回が最後ですと言われた。残念。

そして、去年の夏に再度故障して、今は横方向の首振り機能が損なわれたままだ。

後継機種があれば買い替えたいと思っていたのだが、それらしきものが全く見つからず、残念な思いをしていたところ、東芝がSIENTという立体首振り扇風機を発売したことを去年の夏の終わり頃に知った。これ、たぶん、我が家の(1993年モデルの)扇風機に対抗できる唯一の現行モデルだ。が、そのときは、季節的なものもあり、我慢。

そして、季節は巡りまた夏真っ盛り。ああ、暑い。あっちの部屋にもこっちの部屋にも扇風機を増設したい、という欲求から、このSIENTってやつのことを思い出して、調べてみると、おお、意外と安くなっている。

東芝のSIENTシリーズにはいくつかモデルがあるようなんだけど、僕が欲しいのはエントリーモデルのF-DLP100。上位機種が備えている機能には特に魅力を感じない。少しでもシンプルな作りの方が長い年月の使用に耐えてくれるだろうし(買ったら20年間使うことを想定ってことで)。

というわけで、後で妻を説得してみようと思う。

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