まず、はじめに、僕はUS版"Make:"(雑誌)の定期購読をしている。定期購読をしていると、紙の書籍が海を越えて届くのを待つことなくデジタル版にアクセスできる(別途料金を払ったんだったかどうだかは忘れた)のだけれど、やはり、紙の雑誌が読みやすいし、好きなので、最新号が送られてくるのを楽しみにしている。
それで、週末に郵便受けを覗いたら最新号(アマゾン・ジャパンでも購入可能→Make: Software For Makers)が届いていて、そこに興味深い記事が載っていた。第一特集記事なんだけど、その中に"Programming for Kids"という節があって、以下のプログラミング関連サイトが紹介されていた。
- Python - http://python.org/
- Scratch - http://scratch.mit.edu/
- MIT App Inventor - http://appinventor.mit.edu/
- Modkit - http://www.modk.it/
- Alice - http://www.alice.org/
- Happy Nerds - http://happynerds.net/
MIT App Inventorは、Androidで動くアプリを作るためのScratchライクなプログラミング環境を提供しよう、というプロジェクトらしい。iPhone/iPadと違って、ユーザが自作アプリを自由にデプロイできるのがAndroidなのわけで、それを考えると極めて妥当なプロジェクト。
Modkitは、ArduinoのためのScratchライクな開発環境。子供にとってすごく楽しそうなんですけどこれ。
Aliceでは3D環境でのオブジェクト指向プログラミングを教える、ということを目的としているようで、どうやらターゲットは必ずしも子供というわけではないみたいだ。ある程度プログラミングというものがわかってきて、何かもっとすごい(プロっぽい)プログラムを作りたくなったらこういうサイトが役に立つのだろう。
Happy Nerdsでは、各プラットフォーム(Windows/Mac/Linux/ブラウザ)毎に、開発環境/言語などを紹介している。たとえば、Macのセクションだと、以下のものが分かりやすいコメントで紹介されている(英語だけど)。
- ACSLogo
- AgentSheets
- Alice
- Edusim
- Greenfoot
- Guido van Robot
- Hackety Hack!
- Illumination Software Creator
- KidsRuby
- Kojo
- MacNQC
- Processing
- RoboMind
- Ruby for kids
- Scratch
- Squeak Etoys
- Stagecast Creator
- StencylWorks
- WizBang
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